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危険物の指定数量の倍数計算

ガソリン・灯油・軽油・重油などの危険物を品名で選んで数量を入れると、指定数量の何倍に当たるかを計算します。種類の違う危険物を同じ場所に置く時は、それぞれの数量 ÷ 指定数量 を合算します(消防法10条2項)。合計が 1 倍以上なら許可が要る数量、1/5 以上 1 倍未満なら少量危険物(火災予防条例の届出)の目安です。指定数量の一覧表も付いています。

危険物と数量(8 行まで)
第四類(引火性液体)はリットル、それ以外はキログラムで入れます。同じ場所で貯蔵・取り扱う分を全部入れてください。
指定数量と倍数の合算は消防法・政令の数値です。少量危険物の届出の線(1/5・個人の住居 1/2)は市町村の火災予防条例の数値で、市町村によって違うことがあります。どの品名に当たるか(水溶性かどうか・引火点)は SDS(安全データシート)で確かめ、届出や許可は所轄の消防署に相談してください。

根拠:消防法 9条の4・10条・別表第一、危険物の規制に関する政令 別表第三(e-Gov 現行)。確認日 2026/10/06。

この道具の作り方と見張り

指定数量の一覧(危険物の規制に関する政令 別表第三・2026/10/06 確認)

早見表:危険物の指定数量と 1/5 の数量

類別品名性質指定数量1/5 の数量
第一類第一種酸化性固体50 kg10 kg
第一類第二種酸化性固体300 kg60 kg
第一類第三種酸化性固体1,000 kg200 kg
第二類硫化りん100 kg20 kg
第二類赤りん100 kg20 kg
第二類硫黄100 kg20 kg
第二類第一種可燃性固体100 kg20 kg
第二類鉄粉500 kg100 kg
第二類第二種可燃性固体500 kg100 kg
第二類引火性固体(固形アルコールなど)1,000 kg200 kg
第三類カリウム10 kg2 kg
第三類ナトリウム10 kg2 kg
第三類アルキルアルミニウム10 kg2 kg
第三類アルキルリチウム10 kg2 kg
第三類第一種自然発火性物質及び禁水性物質10 kg2 kg
第三類黄りん20 kg4 kg
第三類第二種自然発火性物質及び禁水性物質50 kg10 kg
第三類第三種自然発火性物質及び禁水性物質300 kg60 kg
第四類特殊引火物(ジエチルエーテル・二硫化炭素など)50 L10 L
第四類第一石油類(ガソリンなど)非水溶性液体200 L40 L
第四類第一石油類(アセトンなど)水溶性液体400 L80 L
第四類アルコール類400 L80 L
第四類第二石油類(灯油・軽油など)非水溶性液体1,000 L200 L
第四類第二石油類水溶性液体2,000 L400 L
第四類第三石油類(重油・クレオソート油など)非水溶性液体2,000 L400 L
第四類第三石油類水溶性液体4,000 L800 L
第四類第四石油類(ギヤー油・シリンダー油など)6,000 L1,200 L
第四類動植物油類10,000 L2,000 L
第五類第一種自己反応性物質10 kg2 kg
第五類第二種自己反応性物質100 kg20 kg
第六類300 kg60 kg

品名の「…など」は消防法 別表第一 備考に書かれている例です。第一石油類=引火点 21 度未満、第二石油類=21 度以上 70 度未満、第三石油類=70 度以上 200 度未満、第四石油類=200 度以上 250 度未満(いずれも 1 気圧)。品名が空欄の行は、その類の物品を試験の結果(性質)で分けたものです。

計算のしかた

よくある質問

根拠と確認

確認日 2026/10/06。改正があれば更新履歴に記録します。