アイボルトの使用荷重とサイズの選び方(M8〜M100・垂直づり・45度づり)
アイボルトで吊れる重さ(使用荷重)を、JIS B 1168 の表どおりに M8〜M100 の呼び別に出します。荷の重さを入れると、垂直づり(1個)と45度づり(2個)で使える一番小さいサイズが分かります。kg・t・kN のどれでも入れられます。
使用荷重は JIS B 1168 に合ったアイボルトの値です。メーカーの表示・取扱説明書の使用荷重があればそちらを確かめてください。ねじ込みが浅い、座面が浮いている、リングの向きと吊る向きがずれている(横向きの力)時は、表の値では使えません。玉掛け用具・つり角度も別に確かめてください。
この道具の作り方と見張り
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アイボルトの使用荷重の決まり(2026/10/05 確認)
早見表:アイボルトの使用荷重(JIS B 1168・M8〜M100)
| ねじの呼び | 垂直づり 1個(kN) | 垂直づり 1個(kg 相当) | 45度づり 2個につき(kN) | 45度づり 2個につき(kg 相当) |
|---|---|---|---|---|
| M8 | 0.785 | 80 | 0.785 | 80 |
| M10 | 1.47 | 150 | 1.47 | 150 |
| M12 | 2.16 | 220 | 2.16 | 220 |
| M16 | 4.41 | 450 | 4.41 | 450 |
| M20 | 6.18 | 630 | 6.18 | 630 |
| M24 | 9.32 | 950 | 9.32 | 950 |
| M30 | 14.7 | 1,499 | 14.7 | 1,499 |
| M36 | 22.6 | 2,305 | 22.6 | 2,305 |
| M42 | 33.3 | 3,396 | 33.3 | 3,396 |
| M48 | 44.1 | 4,497 | 44.1 | 4,497 |
| M64 | 88.3 | 9,004 | 88.3 | 9,004 |
| M80×6 | 147 | 14,990 | 147 | 14,990 |
| (M90×6) | 177 | 18,049 | 177 | 18,049 |
| M100×6 | 196 | 19,986 | 196 | 19,986 |
kN は JIS B 1168 付表1 の値。kg は 1 kN=1000÷9.80665 kg で換算した参考値です(M8 は約 80 kg、M20 は約 630 kg)。( ) 付きの M90×6 は、なるべく使わない呼びです。
垂直づりと45度づり
- 垂直づり:アイボルト1個で真上に吊る使い方。表の値まで吊れます。
- 45度づり:アイボルト2個で、つり角度45度で吊る使い方。表の値は2個合わせて吊れる重さで、垂直づり1個と同じ値です。1個あたりではありません。
- 45度づりの値は、ざぐりなどでボルトの座面が相手と密着し、2個のリングの向きが同じ平面内にある時の値です(JIS B 1168 付表1 の注)。
よくある質問
- M12 のアイボルトは何 kg まで? 使用荷重 2.16 kN=約 220 kg(垂直づり1個・45度づり2個とも)。
- 1 t の物を吊るには? 垂直づり1個なら M30(14.7 kN=約 1,500 kg)。M24 は約 950 kg で足りません。
- 保証荷重とは? 試験で確かめる荷重で、使用荷重の3倍です(JIS B 1168 表1)。吊ってよい重さではありません。
根拠と確認
- JIS B 1168:1994 アイボルト 2.(使用荷重)・付表1・表1。表は規格の画像を読み、表1 の保証荷重(使用荷重の3倍)と全 14 呼びで突き合わせています(差は丸めの 0.5% 以内)。kg 換算は昔の kgf 表示(80・150・220・450・630…)とも一致します。
- 早見表の数値はページを作る時に別の計算で出し、計算ツールの答えと一致することを自動テストで確かめています。
確認日 2026/10/05。改定があれば更新履歴に記録します。