🧮実務計算給与・労務・社会保険・税務の実務計算ツール
すべて

ボルトの寸法とスパナ・レンチのサイズ早見表(二面幅・頭の高さ・ピッチ・穴径・下穴)

ねじの呼び(M6・M10・M12…)を選ぶと、六角ボルト・ナットの二面幅=スパナ・メガネ・ソケットのサイズ、頭の高さ、ねじピッチ、六角穴付きボルトの六角レンチのサイズ、ボルト穴径(1級〜3級)・ざぐり径、タップ下穴の目安が出ます。逆に工具のサイズから回せるボルトも引けます。

⚠ 二面幅は「旧JIS(附属書JA)」と「新JIS(本体規格=ISO)」で違うサイズがあります。M10 は 17(旧)と 16(新)、M12 は 19 と 18、M14 は 22 と 21、M22 は 32 と 34。2014年4月の改正で本体規格が ISO になりましたが、流通品はほぼ附属書品(旧JIS)です。現物の頭を測るのが確実です。
① ねじの呼び

括弧つき(M14・M18・M22・M27・M33・M39 など)は JIS が「なるべく用いない」とするサイズ。

寸法は JIS B 1180(六角ボルト)・B 1181(六角ナット)・B 1176(六角穴付きボルト)・B 1001(ボルト穴径及びざぐり径)の表の値です。二面幅の基準寸法=工具の呼びで、実物には許容差(マイナス側)があります。締付けトルクは強度区分・潤滑・座面で変わるため載せていません(メーカーの表か JIS B 1083 で)。

根拠:JIS B 1180:2014(表3 本体規格・表JA.8 附属書 並形・表JA.13 小形・表JA.6 ピッチ)、JIS B 1181:2014(表3・表4・表JA.9)、JIS B 1176:2015(表3)、JIS B 1001:1985(付表)。附属書と本体の違いはねじ商工連盟「切り替えガイド」で照合。

この道具の作り方と見張り

二面幅と工具サイズ・旧JISと新JISの違い・穴径の級の意味(初めての方へ)

工具のサイズ=ボルトの二面幅(頭の平行な2面の幅)

六角ボルト・ナット二面幅 s がスパナ・メガネ・ソケットの呼び。M10=17(旧JIS)
六角穴付きボルト六角穴の呼び s が六角レンチ(ヘックスキー)の対辺。M10=8
小形六角ボルト頭を小さくした附属書品。M10=14・M12=17
穴径・ざぐりJIS B 1001。M10 の穴は 10.5/11/12(1〜3級)、ざぐり 24

旧JIS(附属書JA)と新JIS(本体規格=ISO)

JIS B 1180 は 2014年4月21日の改正で本体規格が ISO 4014 系になり、それまでの寸法は「附属書JA」に残されました(「新しい設計では使わないことが望ましい」)。ただし流通品はほぼ附属書品で、ねじ業界は附属書品を「JA 六角ボルト」、本体規格品を「IS 六角ボルト」と呼び分けています。二面幅が違うのは M10・M12・M14・M22 の4サイズ(頭の高さは M8 以上の多くで本体が少し低い)。M16・M20・M24・M30・M36 は同じです。ナットも同じ4サイズで二面幅が違い、本体規格のナットは高さが大きくなっています(スタイル1 で約 0.9D)。

ボルト穴径の 1級・2級・3級

JIS B 1001 はボルトを通す穴の径を3段階で定めています。1級は精密な位置決め(穴で位置が決まる)、2級は一般の機械・構造、3級は粗い穴(現場合わせ・溶接構造など)。ざぐり径 D' は座面を平らに削る円の径で、座金やソケットが入る大きさです。

タップの下穴

メートル並目ねじの下穴径の目安は「呼び径−ピッチ」(M10 なら 10−1.5=8.5)。これはひっかかり率 100% 相当の値で、実際は JIS B 1004 の表と材料(鋼・アルミ・鋳鉄)で 70〜85% に落として決めます。ここでは参考値として出しています。

数値の出どころと確認方法

早見表:六角ボルトの二面幅(スパナ・メガネ・ソケットのサイズ)と頭の高さ(JIS B 1180 附属書JA=旧JIS/本体規格=ISO/小形)

呼びピッチ(並目)二面幅 附属書JA二面幅 本体規格二面幅 小形頭の高さ 附属書頭の高さ 本体対角(附属書・約)
M30.55.55.5—226.4
M3.5(なるべく用いない)0.66——2.4—6.9
M40.777—2.82.88.1
M50.888—3.53.59.2
M611010—4411.5
M7(なるべく用いない)111——5—12.7
M81.251313125.55.315
M101.517161476.419.6
M121.7519181787.521.9
M14(なるべく用いない)222211998.825.4
M162242422101027.7
M18(なるべく用いない)2.52727241211.531.2
M202.53030271312.534.6
M22(なるべく用いない)2.5323430141437
M243363632151541.6
M27(なるべく用いない)341—3617—47.3
M303.54646411918.753.1
M33(なるべく用いない)3.550—4621—57.7
M3645555502322.563.5
M39(なるべく用いない)460—5525—69.3
M424.56565—262675
M45(なるべく用いない)4.570——28—80.8
M4857575—303086.5
M52(なるべく用いない)580——33—92.4
M565.58585—353598.1
M60(なるべく用いない)5.590——38—104
M6469595—4040110

この表はツールと同じマスタ(JIS の表を写し、2つ目の資料と幾何の関係で照合)から機械で作っています。 工具のサイズ=二面幅。附属書と本体で二面幅が違うのは M10(17/16)・M12(19/18)・M14(22/21)・M22(32/34)。

出典:実務計算「早見表:六角ボルトの二面幅(スパナ・メガネ・ソケットのサイズ)と頭の高さ(JIS B 1180 附属書JA=旧JIS/本体規格=ISO/小形)」(更新 2026/09/19・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:六角ナットの二面幅と高さ(JIS B 1181 附属書JA 1種〜3種/本体 スタイル1)

呼び二面幅 附属書高さ 1種・2種高さ 3種(薄)二面幅 本体高さ 本体 スタイル1(最大)
M35.52.41.85.52.4
M3.562.8262.8
M473.22.473.2
M5843.284.7
M61053.6105.2
M7115.54.2——
M8136.55136.8
M101786168.4
M12191071810.8
M14221182112.8
M162413102414.8
M182715112715.8
M203016123018
M223218133419.4
M243619143621.5
M274122164123.8
M304624184625.6
M335026205028.7
M365529215531
M396031236033.4
M426534256534
M457036277036
M487538297538
M528042318042
M568545348545
M609048369048
M649551389551

この表はツールと同じマスタ(JIS の表を写し、2つ目の資料と幾何の関係で照合)から機械で作っています。 ナットの二面幅は同じ規格のボルトと同じ。

出典:実務計算「早見表:六角ナットの二面幅と高さ(JIS B 1181 附属書JA 1種〜3種/本体 スタイル1)」(更新 2026/09/19・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:六角穴付きボルト(キャップスクリュー)の六角レンチサイズ・頭の径・頭の高さ(JIS B 1176)

呼び六角レンチ(六角穴の呼び)頭の径 dk(最大)頭の高さ k六角穴の深さ t(最小)
M32.55.531.3
M43742
M548.552.5
M651063
M861384
M10816105
M121018126
M141221147
M161424168
M2017302010
M2419362412
M3022453015.5
M3627543619
M4232634224
M4836724828
M5641845634
M6446966438

この表はツールと同じマスタ(JIS の表を写し、2つ目の資料と幾何の関係で照合)から機械で作っています。 頭の高さ=呼び径。

出典:実務計算「早見表:六角穴付きボルト(キャップスクリュー)の六角レンチサイズ・頭の径・頭の高さ(JIS B 1176)」(更新 2026/09/19・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:ねじのピッチ・タップ下穴の目安・ボルト穴径(JIS B 1001 1級〜3級)・ざぐり径

呼び並目ピッチ細目ピッチ下穴の目安(並目)穴径 1級穴径 2級穴径 3級ざぐり径
M30.5—2.53.23.43.69
M3.50.6—2.93.73.94.210
M40.7—3.34.34.54.811
M50.8—4.25.35.55.813
M61—56.46.6715
M71—67.47.6818
M81.2516.758.491020
M101.51.258.510.5111224
M121.751.2510.251313.514.528
M1421.5121515.516.532
M1621.5141717.518.535
M182.51.515.519202139
M202.51.517.521222443
M222.51.519.523242646
M24322125262850
M27322428303255
M303.5226.531333562
M333.5229.534363866
M36433237394272
M39433540424576
M424.5—37.543454882
M454.5—40.546485287
M485—4350525693
M525—47545662100
M565.5—50.5586266110
M605.5—54.5626670115
M646—58667074122

この表はツールと同じマスタ(JIS の表を写し、2つ目の資料と幾何の関係で照合)から機械で作っています。 下穴の目安=呼び径−ピッチ(参考。実際は JIS B 1004 の表と材料で決める)。穴径の 1級=精密、2級=一般、3級=粗い。

出典:実務計算「早見表:ねじのピッチ・タップ下穴の目安・ボルト穴径(JIS B 1001 1級〜3級)・ざぐり径」(更新 2026/09/19・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

よくある質問

Q. M10 のボルトに 17 のスパナが合いません。
A. 本体規格(新JIS・ISO)の M10 は二面幅 16 です。17 が合わなければ 16 を試してください。逆に M22 は旧JIS 32・新JIS 34 です。
Q. M8 のキャップスクリューのレンチは?
A. 六角穴付きボルト M8 は六角レンチ 6mm(M6=5・M10=8・M12=10・M16=14・M20=17・M24=19)。
Q. M12 の穴は何ミリで開ければ?
A. 一般は 2級の 13.5mm。精密な位置決めなら 1級 13mm、現場合わせなら 3級 14.5mm(JIS B 1001)。
Q. ナットの高さが2種類あるのは?
A. 附属書(旧JIS)は 1種・2種が呼び径の約 0.8 倍、3種(薄ナット)が約 0.6 倍。本体規格のスタイル1 は約 0.9 倍で、ねじ山のせん断に対する余裕を大きくしています。
Q. 締付けトルクは?
A. 強度区分(4.8・8.8・10.9)・潤滑・座面・材料で変わるので、ここには載せていません。ボルトメーカーの標準締付けトルク表か JIS B 1083(締付け通則)で確認してください。

法令確認日 2026/09/19(JIS B 1180:2014・B 1181:2014・B 1176:2015・B 1001:1985)。改正があれば更新履歴に記録します。