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電圧降下・許容電流・ブレーカー選定の計算(電線サイズ・電動機の電流・電流電圧抵抗)

オームの法則(直流・単相・三相)、電圧降下と電線サイズの逆算(内線規程の簡易式・こう長別の許容値)、IV・CV・CVV・キャブタイヤの許容電流と周囲温度・本数による補正、電技解釈 148条・149条によるブレーカーの選定の目安、kW からの電動機の電流の目安を1か所に。式は電技解釈・JCS 0168・内線規程のとおりで、値はメーカー公開資料と照合済み(下の「根拠」参照)。登録不要・入力した数字はサーバーに送りません。

電圧・電流・抵抗・電力のうち2つを入れると残りが出ます(3つ以上入れた時は上の2つを使います)。

許容電流は規格の表と式による理論値で、布設条件(多条・地中・日射・リール巻き)で下がります。ブレーカー・電線の最終決定は有資格者へ。

この道具の作り方と見張り

この計算の根拠(電技解釈・JCS 0168・内線規程・2026/09/10 確認)

数値の出どころと計算方法

電技解釈の原本は経済産業省の PDF、JCS 0168 は日本電線工業会、内線規程(JEAC 8001)は日本電気協会の発行物です。当サイトは規格の表を写さず、式で計算できる物は計算し、表の値は公開資料で照合した上で「参考」として載せています。

早見表:IV 電線(600Vビニル絶縁電線)の許容電流と同一管内の本数による減少(電技解釈 146-1表・146-3表・周囲温度30℃)

電線の太さがいし引き(管に入れない) (A)3本以下 ×0.7 (A)4本 ×0.63 (A)5〜6本 ×0.56 (A)7〜15本 ×0.49 (A)16〜40本 ×0.43 (A)41〜60本 ×0.39 (A)61本以上 ×0.34 (A)
1.6mm(単線)271917151311109
2mm(単線)3524221917151312
2.6mm(単線)4833302723201816
3.2mm(単線)6243393430262421
2mm²(より線 7/0.6)271917151311109
3.5mm²(より線 7/0.8)3726232018161412
5.5mm²(より線 7/1.0)4934312724211916
8mm²(より線 7/1.2)6142383430262320
14mm²(より線 7/1.6)8861554943383430
22mm²(より線 7/2.0)11580726456494539
38mm²(より線 7/2.6)1621131029079696355
60mm²(より線 19/2.0)217152136121106938473
100mm²(より線 19/2.6)298208187167146128116101
150mm²(より線 37/2.3)395276249221193170154134
200mm²(より線 37/2.6)469328295262230201183159
250mm²(より線 61/2.3)556389350311272239217189
325mm²(より線 61/2.6)650455409364318279253221
400mm²(より線 61/2.9)745521469417365320290253
500mm²(より線 61/3.2)842589530471412362328286

許容電流=146-1表の値(がいし引き・周囲温度30℃)×同一の管・線ぴ・ダクトに入れる電線数による減少係数(146-3表)、小数点以下1位を7捨8入。内線規程の表とは丸めで1A違う所があります。温度が高い時は下の温度補正を掛けます。この表はツールと同じマスタから機械で作っています。実際の工事は電気工事士の資格と内線規程・メーカー資料に従ってください。

出典:実務計算「早見表:IV 電線(600Vビニル絶縁電線)の許容電流と同一管内の本数による減少(電技解釈 146-1表・146-3表・周囲温度30℃)」(更新 2026/10/04・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:IV 電線の周囲温度別の許容電流(がいし引き・温度補正 √((60−θ)/30))

電線の太さ周囲温度 30℃ (A)周囲温度 35℃ (A)周囲温度 40℃ (A)周囲温度 45℃ (A)周囲温度 50℃ (A)
1.6mm(単線)2724221915
2mm(単線)3532282420
2.6mm(単線)4844393427
3.2mm(単線)6256504435
2mm²(より線 7/0.6)2724221915
3.5mm²(より線 7/0.8)3733302621
5.5mm²(より線 7/1.0)4944403428
8mm²(より線 7/1.2)6155504335
14mm²(より線 7/1.6)8880726251
22mm²(より線 7/2.0)115105948166
38mm²(より線 7/2.6)16214813211493
60mm²(より線 19/2.0)217198177153125
100mm²(より線 19/2.6)298272243210172
150mm²(より線 37/2.3)395360322279228
200mm²(より線 37/2.6)469428383331270
250mm²(より線 61/2.3)556507454393321
325mm²(より線 61/2.6)650593530459375
400mm²(より線 61/2.9)745680608526430
500mm²(より線 61/3.2)842768687595486

IV の最高許容温度 60℃・基底温度 30℃。管に入れる時はさらに上の減少係数を掛けます。この表はツールと同じマスタから機械で作っています。実際の工事は電気工事士の資格と内線規程・メーカー資料に従ってください。

出典:実務計算「早見表:IV 電線の周囲温度別の許容電流(がいし引き・温度補正 √((60−θ)/30))」(更新 2026/10/04・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:周囲温度による許容電流の補正係数(電線の種類別・√((Tmax−θ)/(Tmax−基底温度)))

周囲温度 θIV(60℃・基底30℃)CV(90℃・基底40℃)CVV(60℃・基底40℃)キャブタイヤ 60℃(基底30℃)キャブタイヤ 75℃(基底30℃)キャブタイヤ 80℃(基底30℃)キャブタイヤ 90℃(基底30℃)
20℃1.1551.1831.4141.1551.1061.0951.08
25℃1.081.141.3231.081.0541.0491.041
30℃11.0951.2251111
35℃0.9131.0491.1180.9130.9430.9490.957
40℃0.816110.8160.8820.8940.913
45℃0.7070.9490.8660.7070.8160.8370.866
50℃0.5770.8940.7070.5770.7450.7750.816
55℃0.4080.8370.50.4080.6670.7070.764

補正後の許容電流=表の値×補正係数。基底温度より低い温度では係数が1を超えますが、増やす側は電線の規格・メーカー資料で認められる範囲でのみ使ってください。この表はツールと同じマスタから機械で作っています。実際の工事は電気工事士の資格と内線規程・メーカー資料に従ってください。

出典:実務計算「早見表:周囲温度による許容電流の補正係数(電線の種類別・√((Tmax−θ)/(Tmax−基底温度)))」(更新 2026/10/04・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:CV ケーブル(600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース)の許容電流(JCS 0168-2・周囲温度40℃・導体90℃)

導体の断面積気中・暗渠 単心 3条 平積(S=2d) (A)気中・暗渠 単心 3条 俵積 (A)気中・暗渠 2心 (A)気中・暗渠 3心 (A)気中・暗渠 CVD(単心2個より) (A)気中・暗渠 CVT(単心3個より) (A)電線管 2心 (A)電線管 3心 (A)電線管 CVD(単心2個より) (A)電線管 CVT(単心3個より) (A)
2mm²31272823--2319--
3.5mm²44383933--3126--
5.5mm²58505244--4135--
8mm²72636554666251434845
14mm²100879176918670596963
22mm²13011512010012011093779282
38mm²190160170140165155135110125110
60mm²255210225190225210175150165150
100mm²355290310260310290245210230215
150mm²455380400340400380320265310275
200mm²545470485410490465390335370340
250mm²620540560470565535455380435395
325mm²725640660555670635540450505475
400mm²815730--765725--580535
500mm²920840--880835--675615
600mm²1005930--------
800mm²12851205--------
1000mm²14701375--------

-は規格の表に値が無い組合せ。周囲温度が違う時は温度補正 √((90−θ)/50) を掛けます(上の補正係数の表)。この表はツールと同じマスタから機械で作っています。実際の工事は電気工事士の資格と内線規程・メーカー資料に従ってください。

出典:実務計算「早見表:CV ケーブル(600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース)の許容電流(JCS 0168-2・周囲温度40℃・導体90℃)」(更新 2026/10/04・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:CVV 制御用ケーブルの心数別の許容電流(JCS 0168-2・周囲温度40℃・導体60℃)

導体の断面積2心 (A)3心 (A)4心 (A)6心 (A)8心 (A)10心 (A)20心 (A)30心 (A)
1.25mm²13111087654
2mm²1815131110976
3.5mm²252119161412108
5.5mm²33282521191713-
8mm²423632272421--

周囲温度が違う時は温度補正 √((60−θ)/20) を掛けます。この表はツールと同じマスタから機械で作っています。実際の工事は電気工事士の資格と内線規程・メーカー資料に従ってください。

出典:実務計算「早見表:CVV 制御用ケーブルの心数別の許容電流(JCS 0168-2・周囲温度40℃・導体60℃)」(更新 2026/10/04・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:キャブタイヤケーブルの許容電流(内線規程 1340-3表・周囲温度30℃・最高許容温度の種類別×心数)

導体の断面積60℃ 1心 (A)60℃ 2心 (A)60℃ 3心 (A)60℃ 4心 (A)75℃ 1心 (A)75℃ 2心 (A)75℃ 3心 (A)75℃ 4心 (A)80℃ 1心 (A)80℃ 2心 (A)80℃ 3心 (A)80℃ 4心 (A)90℃ 平形3心 (A)
0.75mm²1412109171412111815131114
1.25mm²19161413231917162420181619
2mm²25221917302623203228242226
3.5mm²37322825453934304741363239
5.5mm²49413632595044396353464150
8mm²62514439756253478065565062
14mm²8871625510786756711391807187
22mm²1159583741401151019014812210795117
30mm²1401109889170134119108180142126115138
38mm²165130110100201158134122213167142129155
50mm²195150125115238183152140251193161148176
60mm²225170150135274207183164290219193174211
80mm²270216186170329254218199348269231211-
100mm²315250215197384294253231406311267244-
125mm²358286246-428337290-449356306--
150mm²394316271-471370319-494394338--
200mm²473---568---593----
250mm²538---647---676----
325mm²633---760---796----
400mm²732---875---918----

種類:60℃:1CT・2CT・3CT・VCT・S-VCT・2RNCT(ゴム・ビニル)/75℃:BR-VCT・BP-VCT・BTR-VCT/80℃:2PNCT・3PNCT・BR-MCT・BR-2PNCT・BP-2PNCT・BTR-2PNCT/90℃:CVCT(平形3心)。5心は4心の値。周囲温度が違う時は温度補正を掛けます。この表はツールと同じマスタから機械で作っています。実際の工事は電気工事士の資格と内線規程・メーカー資料に従ってください。

出典:実務計算「早見表:キャブタイヤケーブルの許容電流(内線規程 1340-3表・周囲温度30℃・最高許容温度の種類別×心数)」(更新 2026/10/04・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:三相誘導電動機の出力(kW)別の全負荷電流の目安(200V・400V)と始動電流

出力 (kW)η×cosφ の目安三相200V (A)三相400V (A)始動電流の目安 200V(直入れ 5〜7倍)(A)
0.20.3211.80.99〜13
0.40.3613.21.616〜22
0.750.4514.82.424〜34
1.50.5418440〜56
2.20.57211.15.656〜78
3.70.61417.48.787〜122
5.50.6112613130〜182
7.50.6373417170〜238
110.6624824240〜336
150.6666532.5325〜455
18.50.6767939.5395〜553
220.6839346.5465〜651
300.698124.162620〜869
370.703151.976760〜1,064

I=P×1000÷(√3×V×η×cosφ)。η×cosφ は内線規程の規約電流から逆算した目安で、実物の銘板の定格電流が優先です。インバータ始動・スターデルタ始動では始動電流が変わります。この表はツールと同じマスタから機械で作っています。実際の工事は電気工事士の資格と内線規程・メーカー資料に従ってください。

出典:実務計算「早見表:三相誘導電動機の出力(kW)別の全負荷電流の目安(200V・400V)と始動電流」(更新 2026/10/04・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:単相電動機の出力(kW)別の全負荷電流の目安(100V・200V)

出力 (kW)η×cosφ の目安単相100V (A)単相200V (A)内線規程の規約電流 100V/200V (A)
0.10.3892.61.32.6/1.3
0.20.3895.12.65.1/2.6
0.40.38910.35.110.3/5.1
0.750.38919.39.619.2/9.6

I=P×1000÷(V×η×cosφ)。単相の η×cosφ は kW によらずほぼ一定なので平均値で計算しています。この表はツールと同じマスタから機械で作っています。実際の工事は電気工事士の資格と内線規程・メーカー資料に従ってください。

出典:実務計算「早見表:単相電動機の出力(kW)別の全負荷電流の目安(100V・200V)」(更新 2026/10/04・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:分岐回路の過電流遮断器の定格と電線の最小の太さ(電技解釈 第149条・一般の低圧分岐回路)

過電流遮断器の定格 (A)配線用遮断器(ブレーカー)のときの電線ヒューズのときの電線
15直径1.6mm 以上直径1.6mm 以上
20直径1.6mm 以上直径2mm 以上
30直径2.6mm 以上直径2.6mm 以上
40断面積8mm² 以上断面積8mm² 以上
50断面積14mm² 以上断面積14mm² 以上

電線は表の太さ以上(許容電流が定格以上であること)。50A 超の分岐回路は電線の許容電流が遮断器の定格以上。負荷は遮断器の定格の 80% 以下が目安(内線規程)。この表はツールと同じマスタから機械で作っています。実際の工事は電気工事士の資格と内線規程・メーカー資料に従ってください。

出典:実務計算「早見表:分岐回路の過電流遮断器の定格と電線の最小の太さ(電技解釈 第149条・一般の低圧分岐回路)」(更新 2026/10/04・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:電圧降下の許容値(内線規程 1310-1表・幹線のこう長と受電方式別)

幹線のこう長低圧受電(電気事業者から低圧で受電)高圧受電(構内の変圧器から供給)
60m 以下2%3%
120m 以下4%5%
200m 以下5%6%
200m 超6%7%
分岐回路(こう長によらず)2%2%

幹線の許容値はこう長で変わり、分岐回路は 2% です(電気使用場所内の変圧器から供給する時は幹線+分岐で表の値)。この表はツールと同じマスタから機械で作っています。実際の工事は電気工事士の資格と内線規程・メーカー資料に従ってください。

出典:実務計算「早見表:電圧降下の許容値(内線規程 1310-1表・幹線のこう長と受電方式別)」(更新 2026/10/04・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:電圧降下の簡易式 e=K×L×I÷(1000×A) の係数 K(内線規程 1310-2・配線方式別)

配線方式係数 K電圧降下 e の意味
単相2線式35.6線間
三相3線式30.8線間
単相3線式・三相4線式(対地電圧)17.8外側線と中性線の間(対地電圧)

L=こう長 (m)、I=電流 (A)、A=電線の断面積 (mm²)。K は銅の抵抗率と往復・√3 の違いを含めた値(17.8×2・×√3・×1)。この表はツールと同じマスタから機械で作っています。実際の工事は電気工事士の資格と内線規程・メーカー資料に従ってください。

出典:実務計算「早見表:電圧降下の簡易式 e=K×L×I÷(1000×A) の係数 K(内線規程 1310-2・配線方式別)」(更新 2026/10/04・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

よくある質問

Q. 内線規程の表と 1A 違います。
A. IV は電技解釈の規則(表の値×係数)で計算しているためです。内線規程の表は発熱計算の結果を丸めており、一部の欄で 1A 違います。規則上はどちらも許容範囲で、太さの選定が変わることはほぼありません。
Q. 周囲温度は何度にすればいいですか。
A. 電線が通る場所の最高温度です。屋内の一般的な場所は 30℃(IV の基準)または 40℃(CV の基準)、天井裏・盤内・屋外の日なたは 40〜50℃を見ます。
Q. 電動機のブレーカーは電流の何倍にしますか。
A. 電技解釈では「3倍以下(かつ電線の許容電流の2.5倍以下)」が上限で、実務ではメーカーの選定表(内線規程 3705節の表)が始動方式ごとの定格を示しています。このページの結果は上限の確認用で、選定表を優先してください。
Q. 400V の電動機の電流は 200V の半分ですか。
A. 同じ出力なら電圧に反比例するので約半分です(3.7kW:200V 17.4A → 400V 8.7A)。