🧮実務計算給与・労務・社会保険・税務の実務計算ツール
すべて

電線管のサイズ表と重量計算(厚鋼G・薄鋼C・ねじなしE・PF管・プリカ・ケイフレックス)と太さの選定

種類と呼びを選ぶと、その電線管の外径・厚さ・内径・質量(kg/m)・定尺1本の重さが出て、長さ×本数(または定尺の本数)で合計の重量を計算します。電線の太さと本数から厚鋼電線管の最小サイズを引く表(内線規程の抜粋)、まとめて計算、早見表つき。

⚠ 参考値です。鋼製電線管の寸法・質量は JIS C 8305 に適合するメーカー製品の表の値(ねじ部を含まない計算質量)。PF管・プリカチューブ・ケイフレックス(KMS)はメーカーのカタログ値で、メーカーや品種で外径・質量が違います。太さの選定表は内線規程(JEAC 8001-2016)の IV 電線用の抜粋で、ケーブルや他の電線には別の表があります。
① 電線管

鋼製電線管の定尺は 3,660mm(3.66m)。定尺で数えるなら長さに 3660 を入れます。

寸法は JIS C 8305(鋼製電線管)に適合するパナソニック製品の表の値、PF管は未来工業 ミラフレキ MF、プリカチューブ・ケイフレックス KMS は三桂製作所のカタログ値です。質量は JIS の式 W=0.02466·t·(D−t) で再計算して表と一致することを確かめてから使っています。付属品(カップリング・ボックスコネクタ・ノーマル)は含みません。

根拠:JIS C 8305:2019 鋼製電線管・パナソニック 鋼製電線管(G/C/E の寸法・質量、内線規程 JEAC 8001-2016 抜粋の太さの選定表)・未来工業 ミラフレキ MF・三桂製作所 プリカチューブ・三桂製作所 ケイフレックス(KMS)。

この道具の作り方と見張り

電線管の種類と呼びの読み方・重量の出し方・太さの選び方(初めての方へ)

鋼製電線管は3種類:厚鋼(G)・薄鋼(C)・ねじなし(E)

厚鋼電線管 G呼びは内径の目安(G16〜G104)。ねじ付き・肉厚。屋外・防爆・強度が要る所
薄鋼電線管 C呼びは外径の目安(C19〜C75)。ねじ付き。屋内の一般配管
ねじなし電線管 E外径は C と同じ(E19〜E75)で肉が薄い。ねじを切らずカップリングで接続
定尺 3.66mJIS C 8305 の長さ 3 660mm。1本の重さ=kg/m×3.66

C と E は同じ呼びなら外径が同じ(C25 も E25 も 25.4mm)なので、サドルやクリップは共用できます。厚さは E の方が薄く(E25 は 1.2mm、C25 は 1.6mm)、質量も軽くなります。G は呼びが同じでも外径が違います(G22 は 26.5mm)。

重量=JIS の式で決まる単位質量 × 長さ

JIS C 8305 は質量を「1cm³ の鋼を 7.85g として W=0.02466·t·(D−t) で求め有効数字3桁に丸める」と定めています(t:厚さ、D:外径)。このツールのマスタは、メーカーの表の値を全部この式で再計算して一致を確かめてから使っています。合計の重量=kg/m × 長さ(m)× 本数です。

太さの選定表の見方

内線規程(JEAC 8001-2016)は、同じ太さの IV 電線を何本入れるかで厚鋼電線管の最小の呼びを表にしています(例:1.6mm を 4本まで G16、5〜7本で G22、8本以上で G28)。表の空欄は「その本数は表にない」=管を分けるか計算で決めます。電線1本の欄の数字は接地線と直流回路の電線にも使えます。薄鋼・ねじなし電線管や CV ケーブルには別の表があるので、この表を流用しないでください。

PF管・プリカチューブの呼び

PF管(合成樹脂製可とう電線管)の呼びは内径の目安(PF16=内径 16mm・外径 23mm、未来工業 ミラフレキ MF の場合)。プリカチューブ(金属製可とう電線管)の呼びも内径の目安で、鋼製電線管とつなぐときの対応(プリカ 24 → G28・C31/E31 など)は三桂製作所のカタログの「該当電線管」欄によります。

ケイフレックス(KMS)とプリカチューブの違い

どちらも三桂製作所の金属製可とう電線管です。プリカチューブ(PZ・防水 PV)は JIS C 8309 の建築配管用、ケイフレックス Type KMS は油のかかる工作機械まわり・自動化機械の固定配管用(高耐油ビニル被覆・IP67・MAS 506)。呼びはどちらも内径の目安ですが番号が違い(プリカ 24 ≒ KMS22 ≒ G22〜G28 の外径)、KMS の呼びは厚鋼電線管の呼びと同じ番号(KMS22 のコネクタは G22 のねじ CTG22)なので、鋼製電線管とつなぐときは同じ番号を選びます。可動配管には KMS でなく可動用(Type KPF)を使います。

数値の出どころと確認方法

早見表:鋼製電線管(厚鋼 G・薄鋼 C・ねじなし E)の外径・厚さ・内径・質量(JIS C 8305・定尺 3.66m)

呼び外径 mm厚さ mm内径 mm質量 kg/m1本(3.66m)kg
G1621.02.316.41.0603.88
G2226.52.321.91.3705.01
G2833.32.528.31.9006.95
G3641.92.536.92.4308.89
G4247.82.542.82.79010.20
G5459.62.854.03.92014.30
G7075.22.869.65.00018.30
G8287.92.882.35.88021.50
G92100.73.593.78.39030.70
G104113.43.5106.49.48034.70
C1919.11.615.90.6912.53
C2525.41.622.20.9393.44
C3131.81.628.61.1904.36
C3938.11.634.91.4405.27
C5150.81.647.61.9407.10
C6363.52.059.53.03011.10
C7576.22.072.23.66013.40
E1919.11.216.70.5301.94
E2525.41.223.00.7162.62
E3131.81.429.01.0503.84
E3938.11.435.31.2704.65
E5150.81.448.01.7106.26
E6363.51.660.32.4408.93
E7576.21.872.63.30012.08

この表はツールと同じマスタ(メーカーの製品ページの値を JIS C 8305 の式 W=0.02466·t·(D−t) で再計算して照合)から機械で作っています。 内径=外径−2×厚さ。

出典:実務計算「早見表:鋼製電線管(厚鋼 G・薄鋼 C・ねじなし E)の外径・厚さ・内径・質量(JIS C 8305・定尺 3.66m)」(更新 2026/09/19・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:PF管(複層)・プリカチューブ(標準・防水)の外径・内径・質量と対応する鋼製電線管

呼び外径 mm内径 mm質量 kg/m対応する厚鋼対応する薄鋼/ねじなし
PF1421.514.00.196——
PF1623.016.00.178——
PF2230.522.00.258——
PF2836.528.00.333——
PF3039.030.00.333——
PF3645.536.00.435——
PF4252.040.00.500——
PF5464.552.00.640——
プリカ 1013.39.20.210——
プリカ 1216.111.40.290——
プリカ 1519.014.10.320G16E19/C19
プリカ 1721.516.60.440G22E25/C25
プリカ 2428.823.80.650G28E31/C31
プリカ 3034.929.30.740G36E39/C39
プリカ 3842.937.10.970G42—
プリカ 5054.949.11.200G54E51/C51
プリカ 6369.162.61.730G70E63/C63
プリカ 7682.976.02.040G82E75/C75
プリカ 8388.181.02.210——
プリカ 101107.3100.23.000G104—
防水プリカ 1014.99.20.270——
防水プリカ 1217.711.40.370——
防水プリカ 1520.614.10.440G16E19/C19
防水プリカ 1723.116.60.500G22E25/C25
防水プリカ 2430.423.80.730G28E31/C31
防水プリカ 3036.529.30.860G36E39/C39
防水プリカ 3844.937.11.160G42—
防水プリカ 5056.949.11.350G54E51/C51
防水プリカ 6371.562.62.300G70E63/C63
防水プリカ 7685.376.02.600G82E75/C75
防水プリカ 8390.981.02.800——
防水プリカ 101110.1100.23.550G104—

PF管は未来工業 ミラフレキ MF(PFD・JIS C 8411)、プリカチューブは三桂製作所(JIS C 8309)のカタログ値。対応する鋼製電線管は三桂カタログの「該当電線管」欄。

出典:実務計算「早見表:PF管(複層)・プリカチューブ(標準・防水)の外径・内径・質量と対応する鋼製電線管」(更新 2026/09/19・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:ケイフレックス KMS(三桂製作所・高耐油/固定用 ビニル被覆金属製可とう電線管)の外径・最小内径・曲げ半径・質量・該当するねじ

品番吋呼び外径 mm最小内径 mm固定最小中心曲げ半径 mm質量 kg/m1巻 kg(長さ)GねじPgねじCTCねじMねじ対応する厚鋼
KMS101/415.210.0300.216.2(30 m)—Pg9—M20—
KMS123/817.712.3350.247.2(30 m)—Pg11—M20—
KMS161/221.115.8400.298.6(30 m)G1/2Pg16/Pg13.5CTC19M20G16
KMS223/426.420.8550.428.5(20 m)G3/4Pg21CTC25M25G22
KMS28133.226.4750.5811.7(20 m)G1Pg29CTC31M32G28
KMS361-1/442.035.0900.7711.6(15 m)G1-1/4Pg36CTC39M40G36
KMS421-1/247.740.01001.1417.1(15 m)G1-1/2Pg42CTC51M50G42
KMS54259.751.31751.2512.5(10 m)G2Pg48CTC63M63G54
KMS702-1/272.563.02001.4214.2(10 m)G2-1/2—CTC75—G70
KMS82388.478.02251.7517.5(10 m)G3———G82

三桂製作所 ケイフレックス カタログ vol.33 p.9-10 と納入仕様書(4KFS1536)の値。呼びは内径の目安(KMS16=最小内径 15.8mm・外径 21.1mm)。Gねじの欄の CTG○ が該当する厚鋼電線管の呼び。適合規格 MAS 506-1990(VFM-W)。

出典:実務計算「早見表:ケイフレックス KMS(三桂製作所・高耐油/固定用 ビニル被覆金属製可とう電線管)の外径・最小内径・曲げ半径・質量・該当するねじ」(更新 2026/09/19・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

早見表:厚鋼電線管の太さの選定(IV電線の太さ×本数→最小の呼び・内線規程 JEAC 8001-2016 抜粋)

電線の太さ1本2本3本4本5本6本7本8本9本10本
単線 1.6mmG16G16G16G16G22G22G22G28G28G28
単線 2.0mmG16G16G16G22G22G22G28G28G28G28
単線 2.6mm(より線 5.5mm²)G16G16G22G22G22G28G28G28G36G36
単線 3.2mm(より線 8mm²)G16G22G22G28G28G36G36G36G36G36
より線 14mm²G16G22G28G28G36G36G36G42G42G42
より線 22mm²G16G28G28G36G36G42G54G54G54G54
より線 38mm²G22G36G36G42G54G54G54G70G70G70
より線 60mm²G22G42G54G54G70G70G70G82G82G82
より線 100mm²G28G54G54G70G70G82G82G92G92G104
より線 150mm²G36G70G70G82G92G92G104G104——
より線 200mm²G36G70G82G82G92G104————
より線 250mm²G42G82G82G92G104—————

電線1本に対する数字は、接地線および直流回路の電線にも適用する。本表は、実験と経験に基づき決定したものである。 出典:パナソニック カタログ掲載の内線規程抜粋。

出典:実務計算「早見表:厚鋼電線管の太さの選定(IV電線の太さ×本数→最小の呼び・内線規程 JEAC 8001-2016 抜粋)」(更新 2026/09/19・道具と同じ計算から機械生成・改定履歴)。転載・引用は自由です=出典のリンクを添えてください。

よくある質問

Q. 現場にある電線管のサイズが分かりません。
A. 外径をノギスで測って早見表の「外径」と照らします。19.1・25.4・31.8・38.1 なら C か E、21.0・26.5・33.3・41.9 なら G です。C と E は外径が同じなので、ねじの有無で見分けます。
Q. G22 の内径は 22mm ですか?
A. 内径は 21.9mm(外径 26.5 − 2×2.3)です。呼びは内径の目安で、ぴったりではありません。
Q. 1トン当たり何本ですか?
A. 1本の重さで割ります。G16 なら 1000÷3.88≒258 本、C25 なら 1000÷3.44≒291 本(メーカーの表の「1トン当たりの本数」と同じ考え方)。
Q. 太さの選定表で「表にない」と出ます。
A. 内線規程の表がその本数まで載せていない組み合わせです。管を分けるか、内線規程の「管内断面積の32%以下(電線が10本を超える等の場合)」の計算で決めます。
Q. CD管と PF管の違いは?
A. どちらも合成樹脂製可とう電線管(JIS C 8411)ですが、CD管(オレンジ)はコンクリート埋設専用で自己消火性がなく、PF管は自己消火性があり露出・隠ぺい配管に使えます。このツールは PF管(複層)を載せています。

法令確認日 2026/09/19(JIS C 8305:2019・内線規程 JEAC 8001-2016 抜粋・各メーカーカタログ)。改正があれば更新履歴に記録します。